普通×地獄=不幸↓
第1章 最初の夢と現実
夢を見た。眠っている私の首を妻が締め殺そうとしている。私は目が覚め、子供の隣りで眠っている妻の顔を見た。私は、そのまま起きてタバコを吸いながら思っていた。こんな私に生活を壊され、仕事から帰ってくると子供達の面倒をみて、家事をやって疲れている。私は黙っているだけ。私のことを殺してしまいたいと思ってもあたりまえだ。私は、その後眠ることはなかった。しかし、私も妻に対して憎しみをもっているのは確かだ。毎日、顔を合わせれば仕事のことやお金のこと。以前のような夫婦にはもう戻ることはないだろう。まあ、遅かれ早かれ離婚するのだろうから。これからの新しい人生を考えるようにしようと思う。一度壊れた物は、もう元には戻らないだろうから。