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黒川とぱんぱかぱん!

第1章 何者なのじゃ?



「うぃっす…」


「うぃっす。今日も遅刻ギリギリだな。」

「狙ってやってんの。睡眠時間は人生において一番大切なんだよ。生きてても永眠したいもんだ」

「ここまで来ると永野悠真は歴史に名を刻む人になるな。」


「いやはやいやはや。サインの練習でもしときますか。」

朝から園原とバカなやり取りをしてるとすぐさまチャイムがなった


だけど担任が来るまではまだ余裕がある
その間鞄から荷物を取り出したり
机のなかを整理する

ここまではいつも通りの朝だった


机のなかに手を突っ込むと
クシャッと音がなった



取り出して見てみると
昨日黒川に送ったプリントがなぜか俺のもとに帰ってきていた





返事書いてある



『バイトって立ち位置だけど美味しいって言ってくれて嬉しいヽ(´▽`)/
喜ぶだろうから、今日お店の人にも
伝えておくね!

ありがとう永野君

P.S.これからはちゃんと食べてね
寝ているだけでもカロリーは消費されます(笑)

黒川虹花』


そしてパン屋さんまでの道のりを
地図で表してくれたものが書かれている

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