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キミのとなり

第10章 幼馴染み

優しくて明るくて面白くて。
ちょっと抜けてるけど頼りになるし、少し生まれたのが早いからって、お兄ちゃん風ふかせて俺を守ろうとしてくれるんだ。

そんなマサキが大好きだった。
友達、親友、兄弟。
1番近い存在。

くだらない話で笑い合って、ツラい事があったら話して気持ちはラクになって。

些細な事で喧嘩もしたけど。
一緒にいれないと寂しいから いつも どちらともなく謝って仲直りは早かった。

なんでも話せる親友。

だけど。

こいつに秘密にしてることがある。

こいつにだから隠していること。

俺がマサキを好きってこと。

友達としてじゃなく。

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