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「お仕事が近くなんですか？」

「はい。会社が近くで…。
こちらのオーナーさんですか？」

「はい…一応。和…中に居るのは いとこなんですけど。一緒にやってます。他に友達も手伝ってくれていて。」

「え！そうなんですか？あ、僕は相葉雅紀っていいます。」

一応…と名刺も渡した。

「ホントに近くだ。わ、エリートなんですね？」

「いいえー。ぜんぜん。」

「俺は大野といいます。大野智。なんでかリーダーって呼ばれてます。店長でなく。ははは。あいつは いとこの二宮和也です。」

「同年代…⁉ですよね？」

「俺は28。和は25。」

「！僕も25です。」

「よろしく。」

「こちらこそ、よろしく！」