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キミのとなり

第12章 おしゃべりな瞳 2

お風呂から上がってリビングに行くと和くんが こちらを向いた。

「ふふ。お待たせ。僕もビール飲もっ。」

コン、と和くんの飲みかけのビールと乾杯した。

和くんの肩を抱き寄せてほとんど乾いた髪を撫でて唇を重ねる。

「ビールの味がするね。」

そう言うと和くんは笑って僕に唇を重ねてきた。

隙間ができて自然と舌をしのばせると迎い入れるように和くんの舌が絡まってくる。

和くんをぎゅっと抱きしめて1度 離れてから目をみて言う。

「和くん。和くんを抱いていいの?」

和くんは うるうるした瞳でコクリと頷いた。

「痛い時は腕をつまんで。胸を叩いてね。僕がガッついてたら突き飛ばしていいから。」

『だいじょうぶ。きっと。』

和くんの手を引いて寝室へと向かう。



和くんに貸した僕の服を脱がす。
和くんの肌は真っ白で吸いつくようなキメの細かさで、すごく柔らかくて。
肩や胸、背中を撫でまわして息をつめた。
僕はおかしくなりそうだ。
僕も上を脱いで和くんを優しく押してベッドへ沈めた。

和くんにキスをしながら胸を触る。
胸の粒を押したりつまんだり撫でまわしたらキスの合間に和くんの吐息が聞こえた。

感じてくれてるんだ…って嬉しくなって更に撫でまわす。
口をつけて愛撫する。
いたるところにキスを落としながら胸の粒を舐めた。

「んっ…あぁ…はぁ…」

和くんが喘いでる。

か…かわいい。

動くのをやめて和くんの瞳をみつめる。

「すきだよ。」

そっと囁いたのがわかるのか和くんの唇も“すきだよ。”て動いた。

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