無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

タクシーでお店へ向かう。

「オシャレな飲み屋さんとかあんま知らないからなぁ。普通の居酒屋だけど…いい？一応、個室だし。」

「全然いーよー。俺も居酒屋とかの方が好き。楽だし美味しいし。」

よかったぁ。

「「カンパーイ！！」」

ビールで乾杯して運ばれてきた枝豆や刺身や焼き鳥をつまむ。

うまい！ってふたりしてグビグビ飲んで早くも顔を赤くする。

「ふふ。雅紀ー！まーくん。おいしいねぇ。たのしいねぇ。」

本当に楽しい。落ち着く。

「ニノちゃん。飲み過ぎじゃない？」

相葉さんも結構 飲んでるけど俺より強いみたい。

沢山 飲んで食べて喋って。

まあまあ いい感じに酔っ払って家に帰ることになって…タクシーの中。

相葉さんに寄り掛かる感じで体の力を抜いてしまった。
相葉さんは“大丈夫？”って優しく声を掛けてくれて…少し胸がドキンとしたような気がした。

あれ？

なんで？

酔ってるからかな。