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もう閉まってるよね。
あのケーキ屋さん。
コンビニでいいか。今回は。
もーなんで早く言わないかな。

コンビニに着いて一目散にケーキのコーナーへ。
イチゴのショートケーキでいっか。
甘めのカクテルチューハイとかも一緒に会計する。



「お待たせ！」

「？」

「ニノ。お誕生日おめでとう！」

「！」

「ケーキ、食べれる？」

「うん。ありがとう。」

「来年は大きいケーキに、ちゃんとローソク立ててフーッってやろうね。」

「ふふふ。うん。」

ニノ。ちょっと顔が赤いな。
恥ずかしいのかな。
でも喜んでるのがわかる。

マジで来年は気合い入れてお祝いしよ。

「相葉さんは誕生日いつ？」

「俺はねー。クリスマスイブ。」

「…マジで？」

「うん。ウケるでしょ。」

「…うん。でも似合ってる。なんか相葉さんっぽい。キラキラしてる感じが。」

「えーっ。そーお？」

「うん。相葉さんに彼女がいなかったら誕生日…俺がお祝いするから。」

「へへへ。ありがとう。」

ニノ。彼女なんて出来ないから。
お祝いしてね。