出会い系な日々
第11章 デカイ女 幸子・努力
ラブホに入って適当に部屋を選ぶ
そこからエレベーターで4階に上がって入室し、ソファに座ってテレビをつけた
この間、もちろん会話が弾む事はなく既に疲れる
秋菜と似たパターン
あと乗り気じゃないのを悟られないか気になって仕方がない
「はぁ…」
もうどうせ逃げられないんだから気持ちを切り替えよう
デカイ以外はそこまで嫌悪する対象じゃない
顔は痩せれば可愛いと思うし
付き合えるかと問われれば否だがセックスなら出来る
まだ4人目なのだ
女性と肌を合わせ、さらに一つになれる
なんて刺激的なんだろう
どんなセックスになるかワクワクだ
「そうだろ俺!!」
よし!心の整理はついた
俺は覚悟を決めて幸子に接近
こちらに引き寄せようと肩に手を回したら、手が肩の端まで届かず動揺した
それを誤魔化すように唇を塞ぐ
目をつむって素直に受ける幸子
重ねたその唇はやはり大きくて分厚かった