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出会い系な日々

第14章 遊ばれる女 春菜・六甲


待ち合わせは夜10時に春菜の自宅近辺

俺に宝塚の土地勘はないので、言われた場所や目印を確認しながら車を走らせた

近づくにつれ高まる期待と不安

そして緊張

こればっかりは何度味わっても慣れない

でも今までの相手に比べたら気を使わずに済みそうで気分的にかなり楽

問題は見た目だ

普通であってくれ、いやせめて中の下であって欲しい

レベルが高過ぎて冷たくあしらわれるのも嫌だし、もちろん圏外だと厳しいから

俺のストライクゾーンは広い

最低限、女らしさがあれば受け止める

春菜がその範囲なら今回必ず最後までアタックするつもりだ

そして珍しく今回はエッチだけじゃなくて普通のデートをしてあげたいと思った

春菜があまりに男の欲望のままに扱われてる気がして

俺も他人のことは言えないけれど、エッチだけじゃなく一緒にいたい、ゆっくり話してみたいと思えるほど情が移ってのだろう

もちろんエッチ出来る保証はないが…

時刻は待ち合わせ時間の15分前

車はいよいよ宝塚市内に入った



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