出会い系な日々
第1章 東京の佳奈・告白
この話はまだネットカフェが漫画喫茶と呼ばれてた頃
携帯ではまともなネットも見れず定額制もなかった時代
そんな頃に始まる体験談です
当時、大学生だった俺は初めて付き合った彼女と半同棲状態だった
地方出身で一つ歳下の女子大生
高校卒業まで彼女がいなかった俺は、それまで抑えてた欲求を全て吐き出すように抱きまくった
飽きる事なんてない
毎日毎晩、いや暇があればセックス
一途だった俺は完全に満たされ、浮気する気なんてさらさらなかった
ところが彼女が先に就職して働くようになると、疲れを理由に拒絶される回数が急激に増えた
元々セックスに関しては淡白な彼女
最初はこちらも気づかっていたが、何回も断られる内にプライドが傷ついて俺から求めるのをやめた
こうなると悪循環
性欲旺盛な俺は欲求不満になり、ストレスもスペルマも溜まりに溜まっていった
そんなある日、部屋にパソコンが現れた
いらなくなったからと彼女が友達に貰って来たもの
この頃ネットが拡大し始めていたが、今に比べたらまだまだ一部の人が楽しんでるイメージ
俺にとってもネットは憧れの存在だった
インターネットが出来る!
俺は率先して設定や契約を済ませてネットの世界に飛び込んだ
初めの頃はありとあらゆる情報に触れられて、見て回るだけで楽しくて仕方ない
当然エロサイトを回ってはオナニーで欲求不満を解消
動画はまともに読み込めず画像ばかりだったが、見たい時にエロが観れるだけで大満足だった
そんなある日、チャットという機能があるサイトを見かけた