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出会い系な日々

第8章 デカイ女 秋菜・馬鹿


この後も頭の悪い会話は続く

「童貞君とのエッチで懲りたみたいやな」

「エッチはしたいでー」

「そんじゃしよう♪」

「したいなー」

「会えるん?」

「会いたいなー」

「いつ空いてんの?」

「いつやろー」

ヤル気の無い返事…

直後にフェイドアウト

ただの暇つぶしだったのだろう

俺もどうでもよかったんで腹も立たなかった

ところが、その後も忘れた頃に秋菜からメールがやって来る

いきなり「お腹空いたー」とか「暇やー」とか

そこから再び思わせぶりな会話をしては噛み合わずにフェイドアウトして行く

そんな状態が2週間は続いた

俺はだんだんバカにされてる気分になり、終わらせるつもりでこう言った

「おちょくってるだけやろ?」

「違うよーなんで?」

「会話にならんし、いきなり終わるし、会う気ないんやろ?」

「エッチしたいん?」

「ずっとそう言うてるやん!」

「そうなんや!いいよ!」

ええんかい!

てかこんな展開信じられるか

「そんなん言うてまた消えるんやろ?」

「消えへんよーエッチしたいしー」

「そんじゃ明日家来て」

俺は普通なら断るであろう条件を出した



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