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天然にケダモノ

第3章 図書館ではお静かに



「………」

「………」


黙ったままお互い見つめ合い、先に口を開いたのは梨原だった。


「先生、こういうことはベットでした方がいいと思います」


淡々と答える梨原に笑いそうになったが俺は意地悪に答えた


「こういうことって?」

「契りです」

「契りって」

(ふっ…こいつどこの時代の人だよ~~)

「??」

「梨原、今日のとこは勘弁してやるが明日からは寝たりしないようにな」


俺は梨原から離れ教室を後にした




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