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天然にケダモノ

第3章 図書館ではお静かに



天気が晴れで寝不足気味の俺には太陽が不愉快に思えた



(あー曇りにならないかな…)


不満に思いつつ学校までの坂道を歩いていると所々、髪が跳ねてる見知った人物が目に入る


「梨原おはよ」

「…………」

(おいおい無視かよ)

「梨原お前、髪また跳ねてるぞ」

「…先生」

「ん?」

「おはようございます」


(今かよま、いいか)

「ん、おはよ」



その後は互いに沈黙になったが不思議と俺はそれが嫌に感じなかった





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