テキストサイズ

愛は要らないから…

第10章 嫉妬



「まだー…?」

「もうすぐ終わるって。そんなのされたらまた遅くなるぞ」


あれから体を綺麗にして、大和から部屋着を借りた。
今日はもう大和の家に泊まることにしたんだ。

そして少し遅めの夕飯を今は作ってる最中なのに
後ろから忍び寄り、大和に抱き締められて身動きがしにくい…


ちなみに、今日の晩ごはんは唐揚げがメインで
お皿には先にキャベツの千切りを添えてある


「早く、お腹すいた」

「もうすぐってか、あと盛り付けるだけだって
ほら、座ってて」


俺がそう催促すると
大和は俺に、こめかみにちゅっと軽いキスをしてテーブルの前に座った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ