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愛は要らないから…

第4章 兄の慰め




「んっ!!んんんんっ!!」


突然下から俺よりも早い速度で
ぬちぬちと卑猥な水音をさせて大和に突かれる



やばい…
ほんとに、イく…!


「っ!んんんんんんー!!!」


大和の唇を噛まない代わりに
爪を食い込ませて、俺は達した



「はぁ…はぁ…」


俺はゆっくり地面に倒れこんで余韻に浸っていた


「秋…ごめん……」

「…へ?」


後悔してる?
正気に戻ったのか?

「中…」

「うぁっ!…」


大和はゆっくりと抜こうとすると
もう塞がれていない俺の口から声が漏れた

まさか…
中に出した…?

兄弟でこの行為をしたことに謝ってると思ったら
そっちか


「ふはっ…別にいいよ……」


俺は少しおかしくて力なく笑って
お腹をさすった






もし、本当にセックスしたことを謝ったとしても
こう言うだろう


もう、同罪だ

俺から求めたのも事実だし
求めなくとも、この行為自体やってしまえば二人の問題になる


だから、受け止めるよ


俺も悪いって。
一人だけ罪を被せたりしないって。

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