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「俺が、お前達の下らない指図でそこまでする必要も、権利も理由もない」

「んだとッ！？」

「飛鳥、落ち着けよ」

俺の言葉に、再びキレる鈴村だが綺羅に宥められ、落ち着きを取り戻す。

「「「「「土下座、土下座、どーげーざ！！」」」」」

「「「「「誓え、誓え、ちーかーえ！！」」」」」

「ほら、早く土下座して誓いなよ」

「もう二度と、歩には近付かないってよ」

クラス中から、土下座コールと誓えコールを起きた。

「無理、不可能、却下、お断りだ」

「だったら、力ずくでさせるしかないか」

「総一郎に賛成だ」

綺羅と鈴村は、ファイティングポーズを取る。

「ボクシングか
お前ら如きに、ジークンドー使いの俺に勝てるわけないだろ」

「……クハハ」

「……ハハハ」

すると突然、綺羅と鈴村が笑い出す。

「何が可笑しいんだよ」

コイツら、何急に笑い出してんだ？

「俺と総一郎が、お前に勝てない？」

「それぐらいわかってるよ」