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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「お兄さんも、どうもありがとうございます♪」

「べ、別にお礼言われる程の事じゃねえし…///」

ツンデレですね、わかります。

女性がもう一度、僕達にお礼を言って4号館の中へ戻って行ったあと、工藤君と堀川君がやって来る。

「いやぁ、梶めちゃ凄かったな~」

「相手は、かなり可哀想だったな(笑)」

どうやら、先程までの研磨君の活躍を見てたみたいだ。

「2人共、いつから見てたの?」

「さっき連行された男女が、4号館から逃走するとこらへんだよ」

「つまり、最初から居たのさ」

「じゃあ、最初から声かけてくれれば良かったじゃねえか」

研磨君の言うとおり、着いてたなら声をかけてくれれば良いのに。

「声をかけようとしたら、梶は階段を駆け上がって行くしよ~」

「あとは、梶の格闘に見とれてたんだよ」

「わりぃ…。」

自分達に謝る研磨君を見て、意外そうな表情を浮かべる工藤君達。

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