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一族

第5章 第五章

夕陽は苦笑しながら言った。
「無理に敬語を使わなくて結構ですよ。
悠見たいに、公の場ぐらいで構いません。
先王妃は、私のことを一番に思ってくれていました。お父様とお母様があの時に亡くなってから、でも、最近になって倒れたと聞いて、少しでも元気になって欲しくて火の長に頼んだんです。」
夕陽の分かりやすい説明で、納得した夜は、もう一つ質問を使用とした時に、悠が
「それよりも、早く教室に行こうぜ。」と言い出した。

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