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嵐しょーせつ。Part2

第2章 キズナ

雅紀said

俺はある場所まで走った。


、、、ここ。


ここは、俺とニノしか知らない秘密な場所。


ジュニアの頃初めてきた局で、、局内を探検していた。

そしたらここを見つけて、それからは楽屋を抜け出してここへ来たり、どっちかが苦しんでいたらここへ来て慰め合ったり。。。

デビューしてからもここへはよく来てる。

俺が辛い時にニノとよく来ていたし、、、
ニノが少しの間日本から離れる時だってここへ来て、お互い頑張ろうねっと約束し合ったり。


なんか思い出していたら泣けてきちゃった。


ババ嵐の緊張から来たのと混ざっちゃって。


1人で泣いていると、、、

?「、、、まーくん。」

、、、ニノ?

この名前で呼ぶのニノしかいない。

ガバッと顔上げると、、、

和「まーくん。どうしたの。」

ニノは優しく俺の肩を撫でるようにトントンとして、肩を引き寄せた。

雅「、、、かずぅ、、、」

和「苦しかったなー、大丈夫か?」

雅「、、、泣」

俺は再び泣いてしまった。

和は俺の背中を撫でて慰めてくれた。

それがなんか心地よくて、、、ずっと和の肩に顔を埋めていた。

雅「、、、ごめん。衣装が、、、」

和の来ていたシャツは肩の部分だけ俺の涙で濡れていた。

和「いーよ。俺もまーくんの肩濡らしちゃった。」

よく見ると和も泣いてた。

思い出してたら泣いちゃったんだって。

雅「ジャッケットで隠れるよね?笑」

和「うん、そうだな!笑」

俺らは顔が落ち着いてから収録に向かった。

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