嵐しょーせつ。Part2
第18章 アンブレラ
翔「ちょっ、相葉くん!!」
相葉くんに届くはずもなく、その場は騒然とした。
智「おい!にの!!」
雨降っていたから傘をさし、相葉くんを探しに向かった。
少し離れたところで隅で思いっきり泣いていた相葉くん。
俺は近づいて、、、
和「、、、相葉くん。」
雅「、、、ニノ?泣」
前にもあったな、こんな感じ。
和「ふふっ笑前にもあったね、この感じ。今は立場逆だけど笑」
雅「、、、グスッ泣」
俺は相葉くんの隣に座り、、、
和「さっきさ、演技に自信ないって言ってたじゃん?」
雅「、、、うん、、」
和「俺もだけどさ、みんな自信なんてないんだよ?俺も怒られたりされながら、演技してるんだよ。」
相葉くんは黙って俺の話を聞いてくれてる。
和「Jr.の時もさ、自信なんて始めからなかったし、不安だったけど、、相葉くんがいたから頑張れたの。」
本当そう。
和「相葉くんがいたからこそ、今の俺があるんだ。だから、相葉くんも俺と一緒に頑張ろうよ。」
雅「でも、、、俺どうしたらいいのかわからない。」
和「1人で抱え込むなよ。顔を上げて周りを見てみ?」
顔を上げた相葉くんは周りを見ると、、、
雅「、、、!?みんな、、、」
和「相葉くんは1人じゃないんだよ?いつもそばで支えてくれる俺らがいるんだよ?」
俺は立ち上がり、、、手を差し伸べて
和「ほら、一緒に、、俺らと一緒に頑張ろうよ。」
雅「、、、うん、、、泣」
その手を受け取り相葉くんは立ち上がった。
翔「大丈夫大丈夫。」
智「おいらと頑張ろう?」
潤「おれらが支えてやるから。」
雅「うん。」
相葉くんはいつもの相葉くんに戻り、ドラマ撮影も順調に進んだ。
そして、放送され高視聴率で終わり、またより一層人気が増した。
雨の中、あなたと出会えて本当によかったよ。
end