嵐しょーせつ。Part2
第52章 未来
事故が起きて1ヶ月。
「あなたもう車椅子に乗れるようになったのね笑笑」
和「うん、リハビリしてなんとか、、、」
母ちゃんは悪くない。全ては俺が悪いんだから。周りに注意をしていなかった俺が悪い。
そして、いつものように外に1人で散歩。歩けないから散歩って言わないかな。
あっ、、もう桜が咲いてる。
綺麗だなぁ〜〜
?「、、、君も車椅子なんだね。」
ん。誰だろう。
?「あっごめんなさい笑笑俺、相葉雅紀。」
和「どうも。二宮和也です。」
雅「ごめんね、つい車椅子押している人を見ると話しかけたくなっちゃうんだ笑笑」
俺と同世代だと思われる男の人に話しかけられた。
でも、彼を見ると俺と同じような体。
和「、、、、」
俺は無意識に彼の足の方を見てしまった。
雅「俺ね、事故で左足なくなっちゃったの。義足で生活してるんだけど、たまに疲れたり痛い時はこうして車椅子で過ごしているんだ笑笑」
和「そうなんだ、、、」
雅「君は、もしかして胸から下が動かないのかな?」
和「うん、そう。」
雅「、、、確か、君サッカー選手のニノ?」
ニノっていうのは選手の時ファンから呼ばれていたあだ名みたいなもの。
和「まぁ、でも、もう出来ないけど、、、」
雅「そっか、そうだよね、急に足が動かなくなっちゃって、、、」
なんかこの人不思議と仲良くなれそうな感じがする。