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大野「…あっあのさ…」


松本「えっ？」


大野「あっいや…翔くんと涼野が…その……」


松本「一緒にホテル泊まってるって話？」


大野「知ってたの…？」


松本「うん、涼野くんから聞いた。」


大野「そっか…」


松本「まだ一緒にホテルいるのかな…？」


大野「いや、もうホテルを出たらしい…」


松本「そっか…よかった……」


大野「…でも…もしかしたら…またくっつくかもしれない…」


松本「えっ？」


大野「翔くんのことだから…きっと涼野に飲み込まれて…」


松本「ちょっと待てよ…涼野くんは被害者だ…悪いのは」


大野「やめろ！！聞きたくない！！」


松本「？！」


大野「メンバーの悪口なんて…聞きたくないよ…」


松本「大野さん……」


大野「そりゃあ翔くんは前と変わったよ…」


大野「時々怖いこと言うし…不気味に笑ったりするし…」


大野「でも…翔くんが変わったのは……涼野と会ってからだ…」


大野「あいつと出会わなければ…翔くんが歪むことはなかったんだよ！」


松本「…確かにな…涼野くんとの出会いがきっかけで色々崩れかかってるな…」


大野「だろ？だから…この機会に2人を完全に引き離さないと……」


松本「…そうだな……」


ここで俺が止めないと…


翔くんが……


松本「さてと、そろそろ出ようか。」


大野「うん…」


〜♪♪♪


大野「あっ……」


松本「いいよ、会計済ませておくから。」


大野「ごめん…」


俺はスマホを持って先にお店を出た。