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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第1章 ~再開する物語~

◇梶家2階・研磨の部屋◇

「はい、誕生日プレゼント♪」

僕は、彼に誕生日プレゼントを渡す。

「サンキュー♪」

喜びながらプレゼントを受け取る彼。

「おお~、これ欲しかったBL同人誌だ♪」

プレゼントの中身を見て、彼は大喜びしている。

「歩(あゆむ)、マジでありがとな!」

「良かった、研磨(けんま)君が喜んでくれて」

僕の名前は、日向歩(ひなたあゆむ)。

花音学園(かのんがくえん)に通う、オタク腐男子の高校1年生。

「歩、愛してるぞ~」

彼は、僕と同じクラスで隠れ腐男子で元ヤンの梶研磨(かじけんま)君。

「僕も愛してるよ」

見ての通り、僕と研磨君は恋人同士。

今日は、研磨君の誕生日。

研磨君の家で過ごすことになり、僕は研磨君が大好きなジャンルでファンの作家さんの新刊のBL同人誌を、プレゼントをしたんだ。

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