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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第3章 ~崩壊への前奏曲(プレリュード)~

そう、兄さんが楽しく笑顔で過ごしてくれてたら、僕はそれだけで嬉しい。

……はずなのに最近、心の中で研磨さんや他の腐男子友達の人達に……特に、研磨さんに対する嫉妬の感情が時々強くなってくる…。

「流石は、ブラコンだな!(笑)」

3人目の道場仲間が、笑いながら言った。

「もう少しで着くよ」

◇カラジャン天王寺店2階・215号室◇

-研磨視点-

「俺は お前に 永遠の愛を誓う どんな時も ふたり一緒に~」

俺は歌い終わると、マイクをテーブルの上に置く。

「歩」

「ん~?」

「なんか、シたくなってきた」

そう言いながら、俺は歩の唇に自分の唇を重ねた。

「研磨君ったら~」

「一度、カラオケの部屋でエッチっていう、シチュエーションしてみたかったんだよ」

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