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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第5章 ~鮮血の最終曲(フィナーレ)~

「でも、僕の処女とファーストキスは、研磨君がもらってくれた
真が僕にした事は、愛あるセックスじゃなくて下劣で最低最悪で、クズな性犯罪者が犯したレイプと同じだよ」

真が、僕にした事は絶対に許されない事だ。

もう、真を以前の僕の大切な弟しては見れない。

『酷いよ、兄さん
僕を性犯罪者と同列に並べるなんて』

「酷いのは、真の方だろ?
実の兄である僕を近親相姦で、レイプしたんだから
お父さんとお母さんに全て話すよ」

2人に事情を話せば、僕と真を切り離してくれるだろう。

『証拠がないのに、父さんと母さんがそんな話を信じると思うの?』

「真、ボイスレコーダーって知ってるよね?」

『まさかッ…。』

「そのまさかだよ」

僕は、ドア前に塞いでベッドの上に置いてる、ボイスレコーダーを見た。

「この、ボイスレコーダーを見せれば真はゲームオーバーだよ」

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