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花音学園完結物語

第7章 ~好文の思いと珊瑚の告白~

「顔をあげてよ
好文君を、そこまで追い詰めた僕にも責任はあるから…。」

「でもッ…。」

「僕の方こそ、好文君に打ち明けなくて苦しめてゴメンね…。」

夏海さんは、俺を抱き締める。

夏海さんの優しさと、温もりが感じた。

「夏海さん…。」

「好文君…。」

俺と夏海さんは、お互いに顔を近付け―――――

「ストップ!ストップ!」

「なんで、キスする流れになってるんですか!?」

「「あっ…。」」

照明と光輝に止められ、俺達は顔を離して2人を見る。

「ゴメン、流れ的につい」

「メンゴメンゴ!」

「ったく、2人が仲直りして良かったけどさ~」

「そういうのは、あとで2人きりの時にして下さいよ」

照明と光輝に説教される、俺と夏海さん。

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