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花音学園完結物語

第9章 ~Eternal Summer~

「夏海先輩…。」

それでも、やっぱり何だか…。

「琥珀君
今すぐにその暗い表情辞めないと、好文君のお尻に回し蹴り食らわすからね!」

「え、俺っすか!?」

その後、僕と夏海先輩はプールサイドへ上がり、珊瑚君と波風先生と先輩方に健闘を讃えられる。

翌日の予選2日目、花音学園水泳部、ダリア高校、エメラルド高校、角川学園が本選への出場を決めた。

◇本選会場の前◇

「琥珀君、好文君、照明君、光輝君
リレーの方は頼んだよ!」

「「「「はい!!」」」」

「琥珀、俺の分も本選で思い切り泳いで来いよ!」

「もちろんだよ!」

拳と拳を合わせる僕と珊瑚君。

個人種目もだけど、珊瑚君と夏海先輩の分も頑張ってリレーで勝って、全国大会への出場を決めるぞ…。

「それじゃあ、みんな行くよ!」

「「「「「「はい!!」」」」」」

波風先生の言葉に、僕達部員達は力強く返事をした。

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