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花音学園完結物語

第2章 ~終わりへの始まり~

天星先輩は、大人しくて温厚なイメージ。

「次は、きみ達の番だよ」

青島部長に指示され、俺達は自己紹介をする事にした。

「1年の、深海珊瑚っす
よろしくお願いします」

「1年の、碧琥珀です…。
よろしくお願いします…。」

俺の後ろに隠れながら、琥珀は先輩方に自己紹介をした。

「よろしくね
碧君、もしかして人見知りかな?」

「はい、すみません…。」

「別に良いよ♪
僕達の事は、ゆっくり慣れてくれれば良いからね」

青島部長、イメージとおりで優しい先輩で安心した。

「とりあえず、水泳部の活動内容をまた詳しく説明するね」

「ほい、鞄置いて椅子に座ってなー」

「「ありがとうございます」」

俺と琥珀は、鞄を床に置いて犬飼副部長が用意してくれた椅子に座る。

「では、これより水泳部の説明会を始めます」

こうして、青島部長による水泳部の説明会が始まった。

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