飴と鞭と甘いワナ
第7章 episode 2
「もう つまんねぇコトをするのも 言うのもナシ」
相葉さんが俺をベッドの上から掬い上げ
「カズナリ……愛シテル」
膝立ちのまんまで抱き合う。
脱ぎきれてない服が絡まってるのが これまた唆(そそ)る。
ヂュクとワザと音を立てて唾液を混ぜ、伝うくらいの激しいキスを欲しいだけ存分に貰う。
「まーく…ん………もっと……欲し…」
足りないと手を伸べたら待ってましたとばかりに一本一本丁寧にしゃぶられてく。
下の繁みを弄る右手が緩急つけて愛撫するから堪ったモンじゃない。
「いゃ……ぁん…もぅ…そこじゃな…いって…」
「じゃ何処?」
指先から手首 肘内 二の腕を舐め上がってきた相葉さんが鎖骨をベロベロねぶりながら上目で聞いてくる。
「……俺の…」
"ン?何?"
視線で先を促すのがズルい。
初心ぶってるワケじゃないけど。
だから繁みを梳く、その手をむずと捕まえて
「雅紀を待ってンのは…」
"…コレ!"
ビッチリと濡れそぼる丸く張った先を手のひらに押し付けた。
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