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初めての彼女

第7章 原西健三

買い物を終えて
晩飯を奢ってもらい
原西のお家に近づいた時

原西のポケットから
ジリリリリーン

携帯電話が鳴った

まだ携帯を持っているのが
珍しいから
世良はびっくりした

『携帯電話もってるんだ!』
思わず声に出してしまった


原西は電話で誰かと話している

『うーん。ちょっとまって』
世良の方を向いて
『世良、来週の土曜なにかやってる?』
『いや、休日出勤かな』
『なんだよそれ(笑)空いてるなら飲み行くか?』
『え?まぁいいよ』

『うん。一人捕まえた』

その後もなにか話しをして
電話を切った原西は

『来週、いま電話で話した人達に
飲み誘われて3人だったけど世良入れて
4人で飲むよ。専門学校の時の知り合いで
女の人が2人くるから』


世良はちょっとびっくりした

『お前、酒無理して飲まなくていいからな』

世良は飲めない
では無くて
飲んだ事がない


ちょっと
お酒を飲んでみようかなと
思ったのである

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