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初めての彼女

第8章 お酒

喉が渇いて
世良は目が覚めた

世良はベッドの上に寝転がっていた
起き上がろうとすると
軽い頭痛が走った

『あれ?』
部屋のベッドの上である

カラオケに行った後の記憶は
すっかりなくなっている

どうやって帰ってきたのか全く覚えてない

台所で喉を麗して
部屋に戻ろうとすると
茶の間の電話が鳴った

『はいもしもし』
『お!世良か?大丈夫か?』
原西だ

『お前、昨日そうとう酔ってたな』
『いや記憶が無くて・・・』
『まじか!』
『うん。どうやって帰ってきたかも・・・』
『ちゃんと代行で帰ってったよ
おまえ今日の花火大会行けるか?』
『あっ!・・大丈夫だよ』

時間を決めて
電話を切った

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