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パパ、もう一度抱きしめて

第5章 ママのいない夜


…はっ!


カーテンの隙間から差し込む朝の光で私は目覚めたが、すでにパパの姿はなかった。


時計を見ると、午前八時を回っている。
せっかくパパに朝食を作って、送り出してあげたかったのにな…。


「わっ」

でもキッチンへ行って私は驚いた。
テーブルの上に朝ご飯が用意されている。


ほらね。

やっぱりパパは、私に甘いんだから…!

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