テキストサイズ

パパ、もう一度抱きしめて

第9章 淋しがり同士


遼太郎side

その夜。
美緒からのメールは
《今夜は友達の家に泊まる》
だった。


素直に“彼氏"と泊まるって言えばいいものを…。


美緒のいない部屋は寂し過ぎた。


もしも美緒がほんとにここを出て行ったら、俺は自分自身を保てるのだろうか……?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ