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LIFE

第3章 まだ恋は始まらない〜出会ってしまったふたり〜

なんか…

ここに似つかわしくない人だなぁ。

あ…声かけられた…

大丈夫か?

嫌がってる?

俺が席を立とうとしたらママが割って入って事なきをえた。

しばらくしてママが近くを通ったから訊いてみる。

「ね?あの人って、よく来るの?」

「え?誰?
ああ、まーくん?」

「さっき声かけられてオドオドしてた茶髪の彼。」

「そうそう。
まーくんね。
うん、少し前からよく来てくれてるわよ。
えー、和?
手ぇつけようとしてる?」

「可愛いな、って思って。

ダメなの?」

ママはもったいぶってるのか、
本気で嫌がってるみたい。

「なんか…あの子はねぇ、ホント可愛いのよ。
いい子なの。

だから遊ぶんならやめといて。
他当たってね。」

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