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LIFE

第3章 まだ恋は始まらない〜出会ってしまったふたり〜

雅紀とは一晩ぐっすり眠って朝に別れた。

もちろん連絡先は交換して。

最悪、店に行けば会えるし…って余裕もかまして。

それから仕事が立て込んで忙しくしていたら季節も変わり暑かった夏も終わり涼しいと感じる頃。

この仕事の波が一段落したら連絡しようと思った。

秋の気配に人恋しさが増して雅紀はどうしてるんだろうと思う事も増えた。

今日も遅くなった帰り道、近所の金木犀の香りに癒されて家路につく。

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