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LIFE

第3章 まだ恋は始まらない〜出会ってしまったふたり〜

1週間が経ち、週末を迎えて雅紀がうちに来た。

またしても最初からがっついて本当に引かれるんじゃないかと内心ヒヤヒヤで。

ふたりでシャワーを浴びながらキスをしたらたまらなくなって襲った。

俺はひざまずくようにズレて。

「…ぁぁ…かず…」

雅紀のを口に含んで舌で、唇で、手で弄る。

最初は恥ずかしいと俺をどかそうと抵抗していたけど、甘く少し高く喘いで吐き出した。

ベッドに移ると基本受け身の雅紀が俺のを恐る恐るという触り方で愛撫をして。

「いつも俺ばっかり…。」

自ら俺を気持ちよくさせたいと思ってくれたことが嬉しくて俺は少しも保たなかった。

「いい?」

「うん。」

改めて俺は雅紀に覆い被さり1週間ぶりの身体を堪能する。

雅紀の中に埋め込んで至福のとき。

動かずにいたら雅紀が俺の頬を撫でた。

ぎゅっと胸が痛くなる。

「ごめん。」

「え?」

雅紀の片足を担いで、もっと奥の方へ突き進む。

それから激しい律動で追い立てた。

奥の奥まで入って。

「やぁ…はぁ…
ぁああ……」

「…う…っ…」

「あぁ…イ…ク…」

「俺も…」

まだ繋がっていたかったけどもう限界だった。

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