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角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

スマホを再び取り出して、警察を呼ぼうと真の方を見る。

「なっ…。」

「もう終わりだ…。」

真は、さっき俺が投げ捨てた包丁を拾って刃の部分を、自分に向けていた。

「おい、やめるんだ!!」

「来るな!!」

俺が駆け寄ろうとしたら、怒鳴って制止する。

「もう、終わりだ…僕は、兄さんを…兄さんを刺してしまった…だから、もうッ!」

言い終わると、真は自分の腹を包丁で思い切り刺す。

「ぐッ、があああッ!」

そして、包丁を引き抜いては刺してを何度も繰り返す。

「ぐがぁッ、がはッ…ぐあああッ、ぐッ…ゴホッ」

真の腹から、血がいっぱい飛び散って口からもいっぱい吐血している。

真の衣類と周囲の床は鮮血色に染まり、あちこちに血が飛び散っている。

「真、もうやめろ!!」

真に近付くが、持ってた包丁で切りつけられる。

「ぐッ…。」

真に切りつけられ、右腕を怪我した。

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