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もしもシリーズ~学生編〜

第2章 日常生活

「翔くーん!急がないと遅刻しちゃうよー!」
おっと!少し語り過ぎたみたいだ。
雅に言われて皆がいる所に駆け寄った。
「何ぼーっとしてるんですか?早く行きますよ。」
和にも急かされてしまった...
「やばっ!あと10分しかねーぞ!皆走れー!」
潤に促され皆走った。

しかし...
「おいてかないでー」
ふと、後ろを見ると...まだ眠そうな智が
泣きそうな顔でふらふらしながら歩いていた。
俺はそんな智をほっておけず...
「皆先に行ってて!俺と智は後から行くから!」
と告げた。

しかし、雅が...
「それじゃぁ、2人だけ遅刻になっちゃうじゃん...」
と言うと、続けて和も...
「確かにそれでは僕たち3人は怒られないで
2人は怒られてしまいますね。」
「じゃあ〜どうするの?」心配そうな雅。
「仕方ないな。5人で遅刻するか!」と潤。
「それしかなさそうですねー」と和。
「さんせーい!」とテンション高めの雅。

結局、智が眠くて走れない為
皆で遅刻する事になってしまった...
俺は後から潤に「悪いな」と謝ったが
潤は「気にすんな」と言ってくれた。

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