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男×男短編集

第1章 恋の始まりは 〜奏多×悠〜

「先輩...!!好きです...ずっと好きだったんです!!」












この状況はどういうことだろう...

よし頭を整理しよう


えっと確かさっき悠に呼び出されて体育館裏に来た

そしたら...悠が...悠が...

さっきの言葉を頭の中でリピートする

(好きです...!!)

「...!!?」

真っ赤な顔で潤んだ瞳で俺を見つめて確かにそういった...
思わず後ずさると



悠は一瞬傷ついた顔をして目を伏せて切なく笑った






「そうですよね...気持ち悪いですよね...
あの...急にすみませんでした...忘れてください...」




おい...うそだろ...そんな顔するなよ...






気づいた時には思わず悠の手をつかんでいた

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