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夜空が見える頃に

第1章 出会い

「夜空さんは いくつですか?」

「僕は...高校2年生だよ。 星音ちゃんは?」

「一個下の1年生です!」

「じゃあ1個先輩だね。 ははっ。」

夜空さんが笑った。

「夜空さんはここの人じゃないんですか?」

「うん、僕は夏休みの間だけここにいるんだ。 おばあちゃんが住んでてね。 東京に住んでるんだ。」

「都会に住んでるんですね!」

「でも、星とかあまり綺麗に見えないんだよなぁ...」

「そうなんですか?」

「うん、でもここはとても綺麗に見えるし心が澄んでいくようだなぁ...」

「ですね...」

そんなたわいない話をした。

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