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想うこと。

第5章 第4章


普段、男の人を名前で呼ぶことないから
イケメンだと余計に恥ずかしいかも…。


「お、じゃあ俺も悠人って呼んでよ!」


「え、え…」


「こいつの言ってることはだいたい無視でいいから」


「ひどいな〜謙也だけずるい。
あ、今なんかドヤ顔したの腹立つな!」


悠人さんは本当に話し上手で、
行きの車の中は常に笑い声に包まれていた。


「じゃあここで一回休憩にしよう。
ここ出たら、目的地まで10分もかからないから」


私と未奈は2人で化粧室に向かった。


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