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『にしても、広い寺だなぁ、
まるで、迷路だっ!!』


すると、そこに電気が漏れていた。
筧と拓真はそこに近づくと、
トイレがあった。


『何だか知らないけど助かったぁ
漏れる漏れるっ!!』


あゆみとカナは猛ダッシュで
トイレに駆け込んだ。



『一件落着だな、』



拓真がホッとしたが
筧は怖い顔をして何かを睨んでいた。




『妙だな…………』



『えっ？
大したことないだろう。
運よくトイレの電気がついてたんだし』




『そこが妙なんだよ!!』



拓真は筧に何でなのか
サッパリわからなかった。