テキストサイズ

ゲーム~姉の男を寝盗る~

第3章 藤木隆二の事情

「藤木さん」

気が付くと李奈が俺の胸に
頭をちょこんと当てていた。

「ど……どうした?」
「……好きになってもいい?」

胸の鼓動が急激に高鳴る。

「俺には瑞穂が……」

建前上はそう言うしかない。

ここは瑞穂の部屋であり
瑞穂は俺のカノジョ……

ヤリマンだけど。

カノジョである瑞穂の妹に
手を出すわけには……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ