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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第19章 進藤拓哉の事情③

『ブァチコ────────────ンッ!!!』

帰宅して正直に説明した途端
瑞穂から頬に平手一発。

「理解出来るか────────ッ!!!」
「……ごめんなさい」

どうやら俺はSとM両方の素質があるらしい。

怒られているのにちっとも嫌ではない。

「で、玲奈はどうしたの?」
「……帰ったと……思います」

瑞穂は腕組みをしながら考え込んでいた。

「時間がない」

そう呟くとスマホを手に取った。

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