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デリヘルの店長辞めました。

第7章 Bさん


「きょうはBさんから予約だ。いつも通り180分だからな。」

「はーい。」

「いつも通りインターフォン鳴らさずに入ってきてくれだって。」

「はーい。」

いつもの待ち合わせ場所に来たおっさん店長が私に言いました。
ここまでくるとビクビクすることもなく気の抜けた返事ができるくらい仕事にも生活にも慣れてきました。

このBさん週に一回必ずいらっしゃる50代お客様。

そして待機場所に到着しBさんのもとへ

いつものホテル
いつもの部屋
ここにBさんは居ます。

今はどこのラブホテルもオートロックのお部屋が増えましたが、私がやっていたころはまだまだオートロックがついたラブホテルは少なく、お客様によっては鍵を開けておくから勝手に入ってきてくれ。なんて方も多かったです。


その中のお客様の一人がBさん。

しかし、そんなBさん。
とってもこだわりというか、入る前・入ってから・出るとき独自のルールがあるのです。

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