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デリヘルの店長辞めました。

第17章 ホラーな話

また少し経ってから待合室でまた待つ機会があり、ホテルのおじさんが待ってる間にこれでも…なんてアメをくれて少し話してました


「そういえばこの間女性のスタッフさんといろいろお話させて頂いたんです!」


「??うちの奥さんかな!!」


「いやぁ…もっとお若くて綺麗系で髪の長い…」



「うちは、うちのカミさんと私と娘とあとパートのオバチャンしかいないよ?」



「んやぁ…娘さんは体格のいい方でしたよね?」


「そうそう!!!」


「目の下にホクロがある女性でしたよ??」



「それは……前にうちで事件が起きたの知ってるかい?」



「はい!その女性の方に聞きました!」



「あーー…そういうことかい。
亡くなった方ね。多分お嬢さんが見た方なんだよ。まだ未練があるのかね…たまに出てきてこんな話をするらしいんだ。
それもお店の女の子にばっかり」




「………」





私はいったい誰と話していたのでしょうか…

るかちゃんにもそれを言うと怖いというか…お店の女の子にばかり話しかけるって事はさ
こんな風にならない様に気をつけなさいよ!って意味なのかもしれないと
怖いけど少し優しい気持ちになったのです。



それから目隠しプレイや拘束プレイなど少しでも自分にリスクがかかるプレイはしなくはなりましたが、今でもたまに思い出します。


怖くはないけど優しいお化けのお話でした!


次回はまたお客様のお話!
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