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愛してるのに,愛せない

第2章 HR研修

((日高side))






秀太がベランダから戻ってきたが








リーダーはまだベランダに残っていた








俺は思い切ってベランダに出た








日「聞きたいことがあるんだが…」

浦「どうした??悩みか??」

日「秀太は千晃のことが好きなのか??」

浦「どうしてそう思った??」

日「さっき聞こえちまったんだよ…リーダーと秀太が話してる声が…」

浦「俺の口からはなにも言えない」

日「本人に確認しろと??」

浦「なんかあったらまた相談しにこい」

日「わかったよ…」






リーダーは本当のことは言わなかった








それは最初からわかっていた








わかった上で確認したんだ

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