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愛してるのに,愛せない

第2章 HR研修

何分経っただろうか







未だにあふれる涙が止まらない







失恋に対する悲しみもあったけれど








一番は








うのちゃんに嘘をつかれたこと








ずっと信じてきてたのに








胸がぎゅっと締めつけられる








突然,ゆっくりとドアが開いた








暗い部屋に一筋の光が差した








寝たふりをしよう








そう思っていたけれど








やっぱり涙が止まらない








「…ちあき」








静かであたたかい声


















だっちゃんだ

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