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愛してるのに,愛せない

第2章 HR研修

((日高side))






寝室を出ると,すでにみんながいた








実彩子,真司郎はテレビを見て笑っていた








秀太は忙しそうに明日の準備をしている








リーダーは風呂に入っているようだ








隆弘は,ベランダで1人空をながめていた








何事も無かったかのように








テレビを見て笑っている実彩子と真司郎を








許せなかった








日「おい」

宇「んー??え,これやば!!!あはははは!!!」

日「実彩子さ,よく笑っていられるね」

與「だっちゃん怖い顔してどうしたの…??」

日「どうしたのじゃねーだろ!!!ふざけんなよ!!!」


思わず声を荒らげてしまった







俺の勢いは止まらない








日「実彩子さ,千晃に嘘ついてたんだってな??」

宇「ちがう…理由があって…」

日「理由もなにもねーだろーが!!!千晃は実彩子をずっと信じてたんだよ!!!」

宇「私だって千晃のこと大好きだよ…」

日「大好きなのによく嘘なんてつけるな」

與「だっちゃん,それは言い過ぎじゃない?少しはうのちゃんの言う事聞いてあげても…」

日「真司郎も真司郎だよな.千晃が自分のこと好きなの知ってたくせに」

與「関係ないやん.俺はうのちゃんがすきなんやもん.」

日「気づかうとかなんもできねーのかよ」

與「……….」

日「千晃は本気でお前ら2人が大好きだったんだよ.心から信用してたんだよ」

宇「わたしだって…」

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