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愛してるのに,愛せない

第1章 始まり

((千晃side))







「んー!!!いい天気だぁー!!!」







澄んだ空に向かい思いっきり叫んだ







顔を洗いリビングに行くと







いつも通りの世界が広がる







「あら千晃おはよう.早起きなんて珍しいね」

「ちいちゃんおはよう!!!」

「おお,おはよう」







手際よく料理をする母






新聞をながめる父







スープを飲みながら母と話す姉







自分の席に座るとほら







姉が笑顔で話しかけてくる







ほら,また今日がはじまるよ.






1つ息をして,私は笑顔で答えた.

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